上戸町病院の取り組み
関節リウマチ
関節リウマチコラム
関節リウマチはどんな病気?
関節リウマチの主な症状は、手足をはじめ全身の関節が腫れて痛み、特に手指がこわばったり、進行
すると関節が変形したりする病気です。
また関節以外に皮膚、肺などの全身症状を伴う場合もあります。症状や進行の程度は人によってさま
ざまです。 関節リウマチの初期にあらわれる症状には、次のようなものがあります。
診察では、医師が全身の関節の痛みやはれについてチェックします。
これらの症状に加えて血液検査やレントゲン検査、全身の症状などをみながらリウマチと診断します。
最近では、抗リウマチ薬や生物学的製剤を積極的に使うことによって患者さんの生活の質を維持し、
寛解を導くことが治療の目標となってきました。リウマチは早期に診断・治療することが大切です。
当院にはリウマチ専門医がいます。気になる症状がある方はお早めにご相談ください。
薬物療法
1、抗リウマチ薬 2、生物学的製剤 3、副腎皮質ステロイド
4、非ステロイド抗炎症薬 5、JAK阻害剤薬
抗リウマチ薬、生物学的製剤を使用すると、関節リウマチの痛み・炎症を抑えるだけでなく、骨破壊を
抑制することができます。