(リウマチ外来)風邪の予防対策
2015/10/14
- 時間の経過の早さには驚くばかり、今年は平成も早や27年目となりました。
- 皆さまお風邪などひかれていませんか?
- 冬の季節は関節リウマチの病状が悪化することが多い時期で、関節リウマチ患者様にとって寒い冬は厄介な季節になりがちです。 関節痛やこわばりの症状は冬に悪化しやすいため、身体や関節を冷やさない対策が大切です。冬の季節は持病のない人でもウイルス感染などによる風邪に罹りやすい季節故、関節リウマチ患者様にとっては、更に細心の注意が必要です。 できるかぎりの予防対策で関節リウマチの病状悪化を防ぎましょう。
- ○ 体や関節を冷やさないように防寒対策をしましょう。
- 外出時は手袋を着用しましょう。
- 水仕事には温水を使いましょう。
- ○ こわばりが強くとも積極的に関節を動かすことで、血液の流れが改善され、症状の改善が期待できます。
- ○ ウイルス感染などによる風邪は、関節リウマチの病状を悪化させる可能性があります。
- 外出から帰宅後は、必ずうがい・手洗いをします。
- 乾燥は風邪をひきやすくする原因です。加湿器などで室内が乾燥しすぎないように調節します。
- 風邪をひいてしまったら、早期に風邪を治す努力をします。
- 風邪薬を服用する場合は、服用中の治療薬との飲み合わせについて、主治医に相談します。
リウマチケア看護師 海野浩子