(リウマチ外来)「リウマチセミナーで講演しました」
2016/01/18
10月15日ベストウエスタンプレミアホテルで開催されたリウマチ治療セミナーin長崎にて講演させていただきました。「リウマチにおける全身管理と啓蒙活動」と言うテーマで、15分ほどお話しました。医師・看護師・薬剤師など100名を越える方の参加があり盛大な講演会でした。今回の講演会では、私の他に長崎大学の薬剤師さんの講演もあり、特別記念講演は東京の聖路加病院の医師によるお話でした。
(写真:講演の様子)
講演の中でもお話しましたが、リウマチは発症から2年間が最も進行すると言われており、早期受診・早期診断は治療効果に大きく影響します。生物学的製剤の登場により治療の選択肢が増えリウマチ治療成績はよくなりましたが、一方ではなかなか受診に踏み切れない事例や、専門医でないと診断が付かず治療開始が遅れる事例も少なくありません。診断がついている方のみを対象とせず、まだ診断がついていない方を早期受診に繋げるための活動もリウマチケア看護師の役割と考え、広報活動を中心とした様々な活動をおこなっています。
広報活動の一環としてスタートさせたこのコラムコーナーですが、訪問数を調べたところ開設前と比較すると3倍に増加していることがわかりました。情報発信としての役割をしっかり発揮できていると思います。ホームページを見て問い合わせをされ、受診の結果リウマチと診断され治療開始となった事例もありました。気になる症状がある方は早めの受診をお勧めします。リウマチケア看護師による相談も受けておりますので気軽にご連絡下さいね。
リウマチケア看護師 土屋由紀子