慢性腎臓病（CKD）外来

慢性腎臓病（ＣＫＤ）とは

慢性腎臓病（ＣＫＤ）とは腎障害を示す所見や腎機能低下が慢性的に続く病態です。
適切な治療を受けず放置しておくと、透析療法が必要となる末期腎不全へ移行しやすくなるだけでなく、脳卒中や心筋梗塞などの心血管疾患に至る危険性が高くなります。

CKDの初期は自覚症状がほとんどないため、早めに発見し治療することが大切です。
CKD治療は食事療法（減塩など）、降圧治療、糖尿病、高脂血症などの治療が基本となります。

慢性腎臓病（ＣＫＤ）の早期発見と予防のために

長崎市では、平成25年11月から、市内および周辺のかかりつけ医と腎臓の専門診療医が協力して、
慢性腎臓病（CKD）を診療するしくみが始まりました。
上戸町病院では、このCKD治療に地域ぐるみで取り組むことを目的として、CKD病診連携外来を開設しました。 地域かかりつけの先生方と協力し、患者さんの治療に取り組むことで、より効率的で効果の高いCKD治療の実現を目指します。

外来受診について

・専門医の外来　受付時間は、火曜 午前（※原則として事前連絡をお願いしています）
・慢性腎蔵病の患者さまを当院に紹介される場合は『長崎市ＣＫＤ病診連携紹介状』をご準備ください。
・ご不明な点は・・上戸町病院　外来まで　095-879-0705(代表)
※詳細は、長崎市のホームページをご参照ください。また、蛋白尿や血尿などを指摘されたことのある方や気になることがある方は、外来受診をおすすめします。

ＣＫＤ教育入院のご案内

当院では患者さまに、病気を理解し腎臓にやさしい生活を送っていただくために、CKD教育入院を行っています。
教育入院では、諸検査を含め、様々な専門職による「腎臓病とその治療について」「データの見方」「わかりやすい腎臓病職」や「日常生活の注意」などのお話をさせていただきます。